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行動解析装置SCANET を用いたマウス・ラットによる行動薬理試験

1.依存性の研究

• Conditioned Place Preference Test (CPP test)
明暗箱(CPPケージ)を用いてそれぞれの箱での滞在時間を測定します。ネズミは依存性のある薬物に条件付けられた箱を好むようになり、滞在時間が増加します。それぞれの箱での運動量と立ち上がり行動の回数も測定できます(LDモード)。

2. 抗不安薬の評価 (マウス)

• Light/Dark Test (明暗試験)
ネズミは暗箱を好みますが、抗不安薬の投与で明箱への恐怖が低下し、明箱での滞在時間や運動量、明暗箱間の移動回数の増加が観察されます(LDモード)。明暗箱を使用。

• Social Interaction Test
見知らぬ2匹のネズミが互いに接近(接触)しているときSocial Interaction (SI)を行っているものとみなします。運動を伴うactive SIと伴わないPassive SIの時間と回数が測定できます。抗不安薬の投与でSIが増加すると考えられます(SIモード)。

• Open Field
中心が同じ2つまたは3つの正方形としてエリアを設定し、正方形の中と外のエリアでのそれぞれの滞在時間と運動量を測定します。ネズミは壁に接触することを好むため外側の壁付近に多く滞在します抗不安薬の投与により中央付近での滞在時間が増加すると考えられます(OFモード)。組立式ケージを使用。

3. 抗うつ薬の評価 (マウス・ラット)

• Forced Swimming Test (強制水泳試験)
強制水泳(Forced Swimming)はうつ病の絶望モデルとして知られており、抗うつ薬の投与により無動時間が短縮することから抗うつ薬のスクリーニングに使われています。AQモードでは水を満たした強制水泳実験用ケージ内での運動時間と運動量が測定可能です。

4. 学習・記憶の研究 (マウス)

• Object Recognition Test
物体を既知と認識することにより対象物に対する探索行動が減少します。この探索行動の減少は学習・記憶の指標になるものと考えられます。任意の大きさの2つの長方形(正方形)内でエリアを設定し、エリア内に新規物体や既知物体を置くことによってエリア内での運動量や滞在時間、このエリアへの進入回数の指標から物体に対する探索行動の程度が測定できます。さらに、1チャネルであれば軌跡も記録できます(ORモード)。

*SCANETを用いた上記試験では、装置の大きさの制約により主にマウスを用いて行われていますが、いくつかの試験はラットでも測定が可能と考えられます。
SCANET-40シリーズとソフトウェア(SCL-40)で全てのモードに対応しています。SIモードを除く全てのモードで、12チャンネルまで同時に軌跡が取得できます。

 

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